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当院における新型コロナウイルス感染症に関するご報告(2020年11月15日更新)

 この度、市立釧路総合病院において、新型コロナウイルス感染症クラスターが発生したことについて、ご説明させていただきます。
 当院勤務の40代女性看護師が11月10日に微熱・咽頭痛があり、12日のPCR検査で新型コロナウイルス陽性が判明いたしました。(北海道より11月13日に公表された道内5042例目)濃厚接触歴や海外渡航歴はなく、発症後からは勤務しておりませんでした。
 このことを受け、ただちに院内対策本部を立ち上げ、勤務の状況、接触者の範囲など調査いたしました。勤務中はマスクやアイシールドなど防護具を着用していたため濃厚接触者に当たるものはなく、当該病棟の患者や関係職員と感染病棟の勤務者にPCR検査を施行いたしました。(入院患者22名、職員など46名)
 その結果、13日に新たに同病棟勤務の看護師1名(道内5276例目、30代、女性、濃厚接触歴や渡航歴などなし、軽症)と入院患者2名(道内5275例目、80代男性、無症状。道内5280例目、80代男性、中等症)の感染が判明いたしましたことから、陽性者を隔離するとともに、看護師の勤務状況より11月5日からの入院患者(退院患者を含める)と同期間に出入りした職員についてもPCR検査を広げました。
 その結果、14日に新たに患者2名(道内5477例目、70代男性、中等症。道内 5478例目、70代男性、無症状)の感染を確認したところです。15日現在の総検査数は200名となっております。
 以上が、当院職員2名と患者4名の計6名に新型コロナウイルス感染者が発生した経緯となります。
 当院の対応ですが、現在、北海道、釧路保健所と感染経路の特定を行っており、また、接触者の健康観察、当該病棟の新規入院中止、転院予定者の健康観察の継続、定期手術の一部延期を実施しているところです。
 あわせて関係病棟を中心に徹底した消毒を行うとともに、引き続き、職員一同で感染予防対策の徹底に努めて参りたいと考えております。
 今回の感染経路はいまだ明らかになっておりませんが、入院中にコロナウイルス陽性となった患者・ご家族の皆様には多大なご心配、ご迷惑をおかけすることになり、深くお詫び申し上げます。引き続き治療に努めるとともに、一刻も早いご回復をお祈り申し上げます。

 また、この度のクラスター発生において、市民の皆様には多大なご心配をおかけしたことをあらためてお詫びするとともに、今後も感染症指定病院として新型コロナウイルス感染症との戦いに力を注ぐとともに、地域の基幹病院として高度医療、救急医療など診療体制の維持に努めながら、早期のクラスター収束に向かい職員一同で対処する所存ですので、何卒ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。
 なお、患者や職員のプライバシー保護には一段のご配慮をお願いいたします。
 
市立釧路総合病院 院長 高平 真

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