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診療科・部門

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産婦人科

産婦人科のご紹介

釧根地区の中核病院として、産婦人科診療全般の疾患について診療を行っております。

外来診療

  • 産婦人科は、産科と婦人科に分かれて外来診療を行っております。
    産科は、月から金曜日までの午前と月・水・木曜日の午後に妊婦健診を行っております。
    婦人科は、月から金曜日までの午前に外来診療を行っております。
    詳細については、外来診療日程表をご覧ください。

診療のご予約について

  • ご予約を希望される場合には、
    産科は、平日8時30分から17時00分まで
    婦人科は、平日15時00分から16時45分まで
    の間にご連絡ください。

転院や里帰り分娩をご希望される妊婦様へ

  • 妊娠32週頃までに受診していただくことをお願いしております。
    事前に予約ができますので平日8時30分から17時00分までにお電話ください。
    また、当院では転院や里帰りの方には転院前の病院で採血した検査も、来院時に再検させていただいています。費用は4,500円前後となります(検査の種類によっては費用が前後することがあります)が、ご了承ください。

産科

  • 当院では、妊娠初期から一般的な妊婦検診や産科超音波検査(エコー検査)を通して、胎児や母体に異常がないか診療を進めております。また、里帰り分娩や他院からの紹介、他院からの救急搬送にも対応しております。当院小児科には2014年11月よりNICU(新生児集中治療室)が導入され、地域周産期母子センターとして釧根地区の周産期医療に貢献していきます。

妊婦健診について

  • 当院の妊婦健診は、母体に異常がないかどうかを確認したり、超音波検査によって胎児の発育や元気さを確認したりすることを主な目的としておりますが、その他にも胎児超音波スクリーニング検査を行っております。胎児超音波スクリーニング検査とは、胎児の形態的な(形を観察することでわかる)異常や胎児付属物(胎盤やへその緒)の異常を見つけることにより、分娩前後に児の管理や治療を適切に行うこと目的とする検査です。当院では週数と観察項目を設けて検査を行っております。また、当院の産科外来には最新の超音波診断装置を導入し、4Dエコーも可能となっております。
超音波診断装置と4Dエコーの画像
超音波診断装置を使用した診察の様子

1st trimesterスクリーニング

  • 胎児超音波スクリーニング検査の一環です
    NT画像
    が、妊娠初期にもスクリーニング検査を行うことが可能です。当院では、ご希望の妊婦様には妊娠12週頃にイギリスFMF(The Fetal Medicine Foundation)の認定資格を取得した医師による診察を行っております。具体的には、NT(Nuchal Translucency)と呼ばれる胎児の首の後ろの皮下のむくみの厚さを計測したり、鼻骨の有無、静脈管血流の逆流の有無、三尖弁逆流の有無を観察したりすることで、ダウン症(21トリソミー)に代表される胎児の染色体異常のリスクを算出することが可能です。

助産外来

  • 妊娠26週と36週のローリスクの妊婦様を対象に、毎週火・金の午後、1人30分の時間をかけて助産師が健診を行います。普段の妊婦健診で訊けなかったことや、不安なこと、お産に対する思いなどゆっくりお話ししましょう。私達助産師がしっかりサポートします。

マタニティクラス(2部構成)

  • ~参加者には手作りのお土産をプレゼントしています~

    お産編

    日時 毎月第2、第4木曜日、12時30分から14時00分までと14時30分から16時00分まで
    内容 入院の時期・お産の進め方・陣痛をどう乗り越えるか・カンガルーケアについてなど

    母乳編

    日時 毎月第3木曜日、12時30分から14時00分までと14時30分から16時00分まで
    内容 母乳育児を成功させるための秘訣・生まれたての赤ちゃんの特徴など

マタニティヨガ

  • 妊娠中から安産に向けての身体づくりをしていきませんか?当院ではプロのインストラクタ-によるヨガを実施しています。
    ヨガは妊娠中の心身の不安を軽減させリラックスする効果や腰痛や関節痛などの妊娠中特有のマイナートラブルを軽減する効果もあります。
    日時は毎週木曜日、10時00分から11時30分までで、当院でお産される方は無料です。詳細は健診時にお問い合わせください。

2週間健診

  • 産後退院してから、1週間から10日以内にお母さんと赤ちゃんの健診を助産師が行います。
    退院後の育児についての不安について訊いたり、母乳が足りているかのチェック、赤ちゃんの全身状態のチェックを行ない、お母さんが不安なく育児できるようサポートしていきます。
    日時は毎週月・金曜日、午後からで、予約制になります。

助産師からのお知らせ

  • このたび当院の助産師4名:上川原ひろみ、澤村真希、野村倍代、藤井唯が日本看護協会が行なっている助産師実践能力レベル3:アドバンス助産師の認証を受けました。
    アドバンス助産師とは、全国レベル(ALL JAPAN)で標準化された助産師としての実践能力が認定されたものをいいます。
    これからも地域のために助産師の力を発揮していきたいと思いますので宜しくお願いします。

産科の診療内容

一般妊婦健診(正常妊娠・分娩)
産科超音波診断(胎児エコー等)
ハイリスク妊娠
(異常妊娠・異常分娩)
切迫早産、子宮頚管無力症、帝王切開術、多胎妊娠、胎児異常、子宮内胎児発育不全、前期破水、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、各種合併症妊娠(子宮筋腫、卵巣腫瘍、糖尿病、甲状腺疾患、心疾患、精神神経科疾患、血液疾患等)
産科救急疾患(異常妊娠等、他の医療機関からの紹介)

婦人科

  • 当院では、専門外来を設けず、婦人科疾患全般について診療を行っております。

不妊症の診療について

  • お子さんが欲しいけれどなかなかできにくいとお悩みの方、お気軽にご相談ください。当院では不妊症関連の一般的な検査からタイミング療法、排卵誘発法、人工授精などの治療を行っております。体外受精や顕微授精などの高度生殖医療は残念ながら取り扱っておりませんが、札幌などの医療機関と連携を取りながら診療を行うことは可能です。個別に対応いたしますので、まずはご相談ください。

婦人科の診療内容

良性疾患 子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、付属器腫瘍(卵巣腫瘍)、骨盤内臓器脱(子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤)、性感染症、骨盤内感染症、帯下異常、不妊症(体外受精胚移植は行っておりませんが、札幌の医療機関との協力体制があります)、月経異常、不正性器出血、女性内分泌疾患、更年期障害、妊娠初期(妊娠12週未満、妊娠3か月まで)、異所性妊娠等
悪性腫瘍 子宮頚がん、子宮体がん、子宮肉腫、卵巣がん、卵管がん、腹膜原発がん、絨毛性疾患等

入院診療

  • 産婦人科は、主に4階西側の4B病棟に37床の
    LDR
    病床があります。また、4B病棟にはLDR(陣痛及び分娩室)3室を備え、陣痛から分娩まで同一室で過ごせるようにしています。
  • 近年、釧根地域での分娩施設の減少から、当院での分娩数が増加したため、婦人科疾患で入院される方は、4B病棟以外の病棟へ入院・転床となることがありますが、ご理解の程よろしくお願いします。





     

腹腔鏡手術とその特徴

内視鏡手術(腹腔鏡下手術)は、腹部に2.4mmから12mm程度の筒(トロッカー:写真1)を入れ、そこから腹腔鏡(CCDカメラ)を入れてモニター画像を見ながら鉗子(手術する道具:写真2)を用いて行なう手術です。創そのものが小さいため、痛みの軽減や早期の社会復帰を期待できますが、手術の難易度は高くなります。
 
写真1 トロッカー 写真2 鉗子 写真3 細径鉗子(2.4mm)

手術の概要

お臍のところから入れた筒(トロッカー)からCO2(炭酸ガス)を送気してお腹を膨らませて(気腹)カメラを入れて(図1)、写真4のようにお腹の中の情報をモニターテレビに映しだします。手術執刀医師はこの映像を見ながら、トロッカーに通した鉗子で手術操作をします。この手術方法が「腹腔鏡下」と呼ばれるもので、助手・看護師など皆が同じ映像を共有しながら手術を行なうことができます。
 
図1
写真4 (左:マルチトロッカー法、右:単孔式)

おなかにつく傷の実際

マルチトロッカー法: 腹腔鏡手術の基本的な配置で、腹部に4箇所のトロッカーを挿入します。

おへそ(0.5から1cm)、正中下腹部(0.5から1cm)、右下腹部(0.5から1cm)、左下腹部(1.2cmから1.5cm)

おへそ(0.5から1cm)、左下腹部(0.5から1cm)又は(1.2cmから1.5cm)、右下腹部(0.5cmから1cm)単孔式

最近普及してきた方法で簡単な手術はこの方法で行なうことができます。

適応と術式

内視鏡手術(腹腔鏡下手術)の適応は、
  • 大きさや個数や場所などの条件が多様である子宮筋腫→子宮筋腫核出術、子宮全摘出術
  • 皮様嚢腫、粘液性腺腫、漿液性腺腫など種々の卵巣腫瘍や卵管嚢胞→付属器(卵巣・卵管)腫瘍摘出術、付属器(卵巣・卵管)摘出術
  • 月経痛や骨盤痛、不妊症などで女性を悩ませる子宮内膜症(骨盤内癒着、チョコレート嚢胞、子宮腺筋症、深部子宮内膜症)→付属器腫瘍摘出術、付属器摘出術、子宮内膜症病巣切除術、根治手術(子宮・付属器摘出)
  • 卵管水腫や卵管閉塞、多嚢胞性卵巣症候群などによる不妊症に対する治療→不妊症検査・治療(腹腔内精査、卵管形成、卵管切除、多嚢胞性卵巣多孔術etc.)
  • その他、異所性(子宮外)妊娠(卵管切開、卵管切除)などいずれも質の高い腹腔鏡下手術内容を提供し、安全かつ適切な治療を行なうことを心がけております。

子宮筋腫に対する治療

婦人科の手術の対象となる病気で最も多いのが子宮筋腫です。子宮筋腫は40才から45才の女性に最も多く見られ、この年代のだいたい4人に1人は大なり小なり子宮筋腫を持っています。

子宮筋腫の症状

  • 生理が異常に多い、その結果貧血症となる
  • 生理痛が激しくなる、薬を服用しても効かなくなる
  • お腹にしこりを触れるようになる
  • 小便が近くなる、便秘がひどくなる
     
などです。発生原因は全く分かっていませんが、全て良性の腫瘍で、がん化する心配はほとんどありません。

子宮筋腫の診断までの流れ

子宮筋腫は外来の問診から内診・超音波検査でおおよその診断が行われ、症状や手術の方法などの目的でMRIや子宮鏡検査が行われます。

子宮筋腫の治療方法

手術は筋腫のみを摘出する筋腫核出術と子宮を摘出する単純子宮全摘術があります。
どちらの手術を行うかについては、筋腫の状態、位置、数、これからまだ妊娠を希望されるかどうか、どうしても子宮を残したいと言う希望があるなどを考慮して決定されます。筋腫の核出には別の項で述べる開腹あるいは腹腔鏡を用いた手術があります。また、単純子宮全摘術にも腟式、腹式(開腹)そして腹腔鏡があります。どの術式を行うかは筋腫の大きさや癒着の有無などを考慮して決定されます。

子宮内膜症

子宮内膜症は、月経によって増悪する病気で、生殖年齢女性の5~10%に発症すると言われています。子宮内膜症病巣は一般的に子宮周囲のスペースや子宮を支える靭帯(骨盤内、特に子宮、卵巣、ダグラス窩腹膜および仙骨子宮靱帯)に存在することが多いのですが、膀胱・尿管・腟・腸管・腎臓・肺などの他臓器にも発症する例があります。子宮内膜症の多くは良性疾患ですが、病変が拡大、進展することで、関連した「痛み」などの症状によって日常生活が困難になることや「不妊」の原因になることがあります。
 
症状
子宮内膜症に関連した主な症状
  • 月経痛(腰痛・下腹部痛)=月経困難症
  • 性交痛
  • 排便痛
  • 排尿痛
  • 月経時以外の骨盤痛
  • 頭痛、嘔気、嘔吐、発熱
     
子宮内膜症患者の88%は月経困難症を自覚し、そのうち70%は鎮痛薬を必要とし、鎮痛薬を使用しても日常生活に支障を来す重症例は18%あるとされています。
月経時以外の下腹痛・腰痛は46%、性交時痛・排便痛は30%に認められるといわれています。
子宮内膜症患者の月経困難症は下腹痛、腰痛が主であるが、進行した症例では排便痛や下痢などの直腸刺激症状を認めることがあります。
診断
  • 問診:痛みの状況など症状の詳細をお聞きします。
  • 超音波検査:経腟(直腸)超音波検査によって、子宮、卵巣、その他の評価を行ないます。
  • 
MRI検査:MRI検査により子宮と腸、卵巣、膀胱の位置関係を確認します。
     
子宮の構造(横から見た場合)   子宮の構造(正面から見た場合)
ビーチャム分類
子宮内膜症に対する治療は、European Society of Human Reproduction(ESHRE)のガイドライン(2007)や日本産科婦人科学会の子宮内膜症取扱い規約(2010)に沿った治療方針をベースとして治療を行いますが、施設によって治療方針が異なることがあります。
子宮内膜症に伴う疼痛に対しては一般的に薬物療法が第一選択となることが多くなります。薬物治療では、非ステロイド系消炎鎮痛剤を用いた対症療法、GnRH、アゴニスト療法、ダナゾール療法、低用量経口避妊薬(LEP療法)、プロゲスチン製剤(ジェノゲスト)などを用いたホルモン療法が行われます。当院の内膜症外来でも個々のライフスタイルに合わせた療法を行っていきたいと考えております。どの薬物療法が適しているのか、どの時期に手術をするのか、術前・術後の薬物療法はどうするのか。閉経までの管理をも視野に入れて、皆さんの背景を考えた上で、医師と患者がともに「何のために手術をするのか」を考えることが重要です。

学会認定状況

当科は、日本産科婦人科学会及び日本周産期・新生児医学会産科部門の研修施設に指定されており、産婦人科に関わる後期研修病院となっております。
また、様々な学会発表、医学論文の投稿を行っております。

診療実績

過去5年間の総入院患者数、分娩数

2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
総入院患者数 1251 1355 1407 1408 1306
分娩数 704 776 815 904 834

過去5年間の手術件数

2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
帝王切開術 149 143 142 139 138
子宮頚管縫縮術 8 2 7 17 9
子宮全摘術(開腹) 25 31 45 41 21
子宮全摘術(膣式) 8 10 15 3 9
子宮全摘術
(腹腔鏡補助下)
- - 18 14 11
子宮全摘術
(全腹腔鏡下)
- - - - 18
付属器(卵巣)手術(開腹) 43 23 23 14 2
付属器(卵巣)手術(腹腔鏡) - 2 33 34 25
子宮筋腫核手術(開腹) 2 10 4 2 5
子宮筋腫核手術
(腹腔鏡補助下)
- - 3 5 1
子宮筋腫核手術
(腹腔鏡下)
- - - - 12
子宮頚部円錐切除術 8 30 32 22 33
子宮頸癌手術 5 6 21 16 11
子宮体癌手術(肉腫含む) 7
付属器・腹膜癌手術 1 1 4 7 9
骨盤臓器脱(子宮脱)手術 11 8 11 16 15
異所性妊娠手術(開腹) 9 5 1 1 -
異所性妊娠手術(腹腔鏡) - - 9 9 7
子宮鏡下手術
(粘膜下筋腫・内膜ポリープ)
- 3 13 10 14
その他 8 11 11 7 14

医師一覧

医師一覧については、こちらよりご確認ください。

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