2021年3月30日
このたび放射線治療科で運用しておりますCT装置を更新し、国内第1号機となる最新のCT装置を導入いたしました。主に放射線治療計画用として使用しておりますが、画像診断用としても高い性能があり、幅広く利用していただける装置です。
従来の装置と比べ、ガントリー開口径が大きくなり、検査中の圧迫感が軽減されました。
また、金属アーチファクト低減専用画像再構成や、高精度呼吸同期撮影が可能となり、放射線治療計画に最適な画像を得ることができます。
さらには、DirectDensity®と呼ばれる最新のアプリケーションにより、治療の質を落とすことなく造影剤減量や被ばく線量低減が可能となりました。
これらの様々な最新機能を駆使し、これまで以上に高精度な放射線治療を提供してまいります。