救命救急センターのご紹介
当院は釧路根室地域で唯一の救命救急センター(以下センター)の指定を受けています。また、道東ドクターヘリの基地病院でもあり、センターの使命は同地域住民の生命にかかわる外傷や急病などの診療です。センターは救急科医師を核として、各科専門医、専属看護師、放射線技師、臨床工学技士などの医療技術職がチームとして働き運営しています。このように患者さんの初期診療、救命のための決定的治療、入院治療を行いリハビリ、退院まで一貫した体制で救急医療の安全性を担保しております。
対象疾患は救急車・ドクターヘリで運ばれる重症外傷、心筋梗塞や大動脈疾患、脳卒中、急性中毒、ショック、心停止、重症感染症患者など多岐にわたり、市内はもちろん市外の医療機関からのご依頼も幅広く受け入れています。
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
当院は感染症指定医療機関であり、流行当初から受入れ態勢をとり病床整備を行っています。その中で、センターではCOVID-19に関わらず個人防御具、ゾーニングや設備を充実させた医療環境で感染防御対策をとり重症感染症患者や呼吸不全患者を安全に診療しています。
救命救急センター医師紹介
職名 | 医師名 |
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救命救急センター長 | 豊原 隆 |
臨床研究のお知らせ
救命救急センターでは救命救急医療の質を向上させる目的で、患者さんのご協力のもと臨床研究を行っております。詳しくは臨床研究の詳細(PDF)をご参照ください。なお研究の趣旨・内容をご覧いただいたうえで、ご賛同いただけない場合は、何時でも本研究への参加を取りやめることができます。
<臨床研究の詳細>
- 偶発性低体温症に対する体外式膜型人工肺(ECMO)の有用性についての多施設共同前向き観察研究(市立釧路総合病院 倫理委員会審査合格 釧院倫第2019(H31)―6号)(281.30 KB)
- 情報公開文書(208.17 KB)
- 研究計画書(385.77 KB)