放射線診断・IVR科のご紹介
放射線診断・IVR科では、CT・MRIの画像診断と、IVR(画像下治療)を行なっています。IVRは、超音波や血管造影などの画像とカテーテル(細径の管)を用いて、患者さんの体を大きく傷つけることなく、癌の治療や動脈性出血の止血、生検、膿瘍ドレナージなどを行う低侵襲治療です。血管系IVRと非血管系IVRに分かれます。
診療内容及び特徴(主な取扱い疾患)
血管系IVR: 肝細胞癌に対する選択的化学塞栓療法(TACE)、術前門脈塞栓術(PTPE)、胃静脈瘤に対する硬化療法(BRTO)、腎血管筋脂肪腫に対する塞栓術、動静脈瘻に対する塞栓術、血管狭窄に対するバルーン拡張術※いずれも局所麻酔下で行います。治療後は約4時間の安静が必要です。
非血管系IVR: 様々な癌やリンパ腫の生検、膿瘍ドレナージ、胆嚢・胆管穿刺(PTGBD・PTBD)
※いずれも局所麻酔下で行います。治療後は約2時間の安静が必要です。
外来診療
外来診療日は、月〜金曜日の午後に行なっており、完全予約制です。