ご紹介
現在2名の救急看護認定看護師が救命救急センターで勤務しています。
主に当院に救急搬送されてくるあらゆる患者とその家族を対象に、医師をはじめとする多職種のメディカルスタッフと連携、協働しチーム医療を行っています。救急外来に受診、搬送される患者さんの多くは、突然の発症や病状の悪化、事故や怪我などによる苦痛はもちろんのこと、不安も多く抱えていらっしゃいます。患者本人だけでなく、付き添われる家族に対しても、訴えに耳を傾け一番身近な存在となれる看護師を目指しています。また、院内院外の急変対応や災害に対して講義を数多くご依頼いただいております。お気軽にお声がけください。
救急看護認定看護師 三上育子 泉谷勇
2021年度特定行為研修終了
2021年度特定行為研修を修了し、現在組織横断的に活動しています。患者さんの負担が減るようにタイムリーに医行為ができるよう自分のできることの周知を図っています。また、救命救急センターにおいても質の高い看護ができるようスタッフ育成に対して尽力しています。特定行為研修を終了し、知識やスキルの向上だけではなく全人的に患者さんをみるように、チームで患者さんを中心に捉えるようにこれからも活動の幅を広げていきたいと思います。
特定行為研修終了看護師 泉谷 勇
活動報告
北海道看護協会釧路支部・根室支部にて講義
2024年1月1日に能登半島で大きな地震がありました。当院からも日本DMAT隊が派遣され、災害の恐ろしさを改めて実感したところです。今年度、北海道看護協会釧路支部・根室支部と二つの支部研修に災害看護についての講師としてお話をさせていただきました。それぞれの所属施設の中で、現在どのくらい災害の備えが出来ているのか、今後どのように備えていくかなど活発なクループワークが出来ました。今後も、病院内だけではなく、地域に出向いて活動していきます。災害について
釧路地域は今後千島海溝地震が予測され、甚大な被害が予測されています。災害に対しての活動として救命救急センター長と釧路市内の有床病院を回り、病院間の連携を作る事を目指しています。そして、日本DMAT隊や災害支援ナースの知識を活かし、看護課長会や自治体病院道東ブロック看護部長会で災害に対しての講義をしています。令和4年度より北海道看護協会 災害支援委員を拝命いたしました。全道の災害支援委員とともに災害対策啓蒙活動を行っています。
三上育子
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新採用者看護職員研修
新採用者看護職員研修として一次救命処置法について研修が行われました。今後各病棟に配属されると、急変した患者さんへ迅速かつ的確な対処が求められます。実際の場面を想定しながらシミュレーションを行いました。学生と違って緊張感があり、質問も多く聞かれとても有意義な研修となりました。
泉谷 勇
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第30回日本航空医療学会・全国フライトナース勉強会開催
令和5年11月3日4日 釧路市にて第30回日本航空医療学会が行われました。それに伴いフライトナース勉強会を開始いたしました。南は沖縄、北は旭川より総勢72名のフライトナースの参加がありました。テーマを【指導者育成における問題点】とし、11グループに分かれディスカッションを行いました。各施設ともにフライトナースの育成には、少なからず問題を抱えていて、他施設の育成方法を学ぶことで自施設に持って帰るヒントを得ていました。写真は、当院フライトナースのメンバーと勉強会の風景です。
釧路北陽高校にて講義
2020年9月、釧路北陽高等学校医療フィールド数学研究の授業で救急救命法について講義、シミュレーションを行いました。44名の参加があり、シミュレーションでは本番さながらに救命法を学んでいました。