ご紹介

　クリティカルケア認定看護師とは、2020年度から救急看護分野と集中ケア分野が統合され、特定行為が組み込まれた新たな認定看護師分野です。私は2023年12月に合格し、現在、救命救急センターで勤務しています。
　突発的な事故や重篤な疾病、身体的侵襲の大きい手術などによって、生命の危機的状態に陥っている患者と家族を対象に重症化回避と合併症予防、早期回復に向けた看護を目指しています。初療から入院、そして退院、在宅まで考えケアをしていくことを心がけ、患者や家族と関わる中で、認定看護師として一歩一歩成長していきたいと思います。今後は、認定活動と特定行為のどちらも院内で横断的に活動することを目指し、病院全体で質の高い看護が提供できるように活動の場を広げていきたいと考えています。

活動報告

救命処置法の実際

釧路市立高等看護学院3学年に救命救急センター長と一緒に救命処置法の研修を実施しました。救急看護に関する特別講義として、生命の危機的状態に陥っている患者を想定し、モデル人形を用いた急性期、緊急時のアセスメントや救命処置法の実際について講義を行いました。これから看護師として働くため緊張感があり質問も多く聞かれ、とても有意義な研修となりました。